仕事上でもプライベートでも役に立つ
知的財産関連の職種についている方には、この資格の知識は必要とされるでしょう。特許権や意匠権など。会社の経営にも大きく関わってくる権利関係の知識です。またホームページやブログを個人的にもつ方が増えてきている昨今、この資格の著作権についての項目は非常に役に立つと私個人としても感じています。
3級の試験は2種類
この資格試験には、学科と実技、2種類の試験があります。この中の実技という試験、何か実際にやるのかと思われるかもしれませんが、この試験も筆記試験です。学科、実技とも選択式の試験です。
試験料は、学科、実技、各5,500円、両方受けるとなると11,000円です。
テキスト
左の写真にあるのが公式テキスト。価格は3,150円。約230ページ。内容が簡潔にまとめられている感じです。とりあえず、公式という2文字の信頼性が購入のきっかけとなるテキストかもしれません。他にもう一冊別のテキストがほしいと思うかもしれません。
右の写真は他にもう一冊ということで購入したテキスト。価格は2,100円。ページ数は約290ページ。見やすいテキストだと思います。
しかし、こういう書籍は値段が高い。安くならないのかと、ほんとに思ってしまいます。
問題集
左の写真は実技の問題集。ページ数は約240ページ、価格は税別1,400円です。過去問と予想問題がのっております。問題集の形式は、記述式と選択式です。記述式の問題は、重要な語句を覚えるのにはいいと思います。
右の写真が学科の問題集。ページ数は約200ページ。価格は、税別で1,400円。過去問と予想問題がのっています。選択式の問題集です。
合格基準
3級の場合は、満点の70%以上。採点の内容は明らかにされていません。私の場合、学科、実技ともに正解率より満点からの比率の方が高かったです。
これで、私の場合、2級への受験資格を得ましたのでチャレンジしたいと思います。その他にも2級への受験資格はありますので、知的財産管理技能検定のホームページで確認された方がいいでしょう。
2級の試験も2種類
2級の試験も3級同様、学科と実技の2種類です。しかし、試験時間が60分になり、問題数は40問、4択になります。私は、文章を読むのが遅い為、試験時間を2,3分残すくらいの余裕しかありませんでした。合格基準は、満点の80%。問題自体はそう難しくはないと思いますが、間違えられる数が少ないというのがプレッシャーになります。
そして、気になるのが満点の80%が合格ということです。この試験の配点が分からないので、正解数が80%で合格になるのか?と思ってしまいます。そこで私の試験結果が参考になると思います。正解率は、自己採点です。
- 学科 32/40 正解率80% 結果 満点の80%
- 実技 37/40 正解率 92.5% 結果 満点の92%
私の結果からみますと正解率と満点からのパーセンテージはほとんど同じといえます。
2級公式テキスト
3級と比べますとページ数が多くなっています。389ページです。
このテキストだけで、合格できるのか?と疑問に思ったので、電話して聞いてみました。9割はできるとのことです。要するにこの1冊で合格できるとのことです。しかし、私的には極端な話、1を聞いて10を知るような人でないと無理ではないかと思います。公式テキストだから読んだ方がいいという感じでしょう。
2級問題集
私的には、やっぱこれでしょという問題集です。というか問題集はこの問題集2冊しかやっていませんが、自分的にはこれをやったから合格できたんだと思っています。左の写真は実技の問題集、295ページ。
価格は、税別1,600円。
右の写真が学科の問題集。353ページ。税別1,800円。実技の問題集と比べたら約60ページ多いです。この約60ページ多い分が試験勉強をギリギリでやろうとするとかなりネックになってきます。先に読む方は実技からがいいでしょう。